家事をめんどくさいと感じたり、家事に追い回されたりしてうんざりだと思ったら、現状をチェックする必要があります。この家事は自動化できないか、もっと楽にできる方法はないかと考えるのです。また、夫婦で家事の分担を見直すことも重要です。
忙しい方や家事が苦手な方でも家事に悩まされず、仕事と家事、家事と育児を両立させるにはどうするべきかを解説します。
共働きで帰りが遅い方や子育てでフル回転している方にとって、家事の負担は大きいものです。無理を続けるとパンクしてしまうかもしれません。すべてを自分でやろうとせずに、道具にやってもらうことを考えましょう。
マイホームの設計では欠かせないアイテムともいえる食器洗浄乾燥機ですが、総務省の調査では、平成26年の2人以上の世帯平均で3割程度と半分にも満たない普及率です。まだまだ食器は手洗いが主流となっています。しかし、忙しい主婦や主夫には画期的な設備です。「食器を並べて洗剤を投入しスイッチオン」あとはお任せですから、大幅な家事時間の短縮に役立ちます。
食器洗いに続いては、お部屋のお掃除の時短です。掃き掃除に拭き掃除、掃除機をかけるといった作業はかなりの時間を要します。そこで考えたいのがお掃除ロボットの活用です。こちらもスイッチを入れて放置しておくだけの簡単操作で部屋の大部分を掃除してくれます。
ただし、平坦なエリアで障害物が少ないことが前提です。物がたくさん置いてある部屋では、自走できる範囲が限られてしまうでしょう。大物は隅にまとめておくとよいです。
洗濯板で選択していた時代とは違い、いまでは乾燥までやってくれる洗濯機があります。ドラム式洗濯機がそれです。少し価格的なハードルはあるかもしれませんが、よりよい生活のための投資と考えればありでしょう。
また、洗濯物は畳まないでハンガーにかけたままにしておけば、手間が省けるだけでなく、着るときもサッと外すだけで便利です。
あれもこれもと時間に追われるのは、計画がないためではありませんか。まずは、すべての家事を洗い出してみましょう。
さて、どのくらいの家事があったでしょうか。やろうと思えばいくらでもあるのが家事です。すべての家事を毎日やろうとすると、ただでさえ足りない時間がより不足します。そして、精神的にも負担感が増大し、めんどくさくなり得ます。
今日は水回りの掃除で明日はリビングの片付け、週末はまとめてお洗濯というように、家事を曜日で振り分けることも有効です。スケジュールを作り、それを順守するために「やらない」という考え方も大事でしょう。
同じ作業を毎日やることに比べれば、メリハリがついて効率アップを期待できます。その日にやるべき家事が少なければ気持ちも楽になるため、目の前の家事がはかどるのです。
食事は健康の基本ということで、食材選びから下ごしらえ、調理に後片付けとやることがいっぱいです。
出来合いの惣菜で済ませるなんて手抜きだと思うこともあるでしょう。しかし、手抜きは悪いことばかりではありません。限られた時間で渾身の手料理を作るのは容易ではないです。そこで、たまには缶詰や惣菜に頼ることもアリです。しかも、デパ地下の惣菜なら贅沢な気分も味わえて一石二鳥になります。
ここでポイントは、お皿に移さなくても使える容器に入ったものを選ぶことです。食器洗いの量を減らせます。
食事の宅配サービスはお年寄りや食事制限中の方だけのものではありません。食事の宅配には、一食ごとに調理したものを届けてくれるサービスと、冷凍食品になった食事をまとめて届けてくれるサービスがあります。
どちらにもメリットとデメリットがありますが、たまには食事の用意を休みたいという場合は冷凍のサービスを選ぶとよいです。必要なときにレンジでチンするだけで食べられます。トレーのまま食べればお皿も要りません。
使われている食材や栄養成分は、しっかりと考えられているので安心です。ただ、若干カロリーが少ない場合があります。そのあたりは必要に応じて惣菜をプラスするなどしてみましょう。
主婦や主婦にとって、家事においてもパートナーの存在は大きいです。専業であれ兼業であれ、家事はどちらか一方だけがやるものではありません。家事も夫婦で協同して行うものです。
夫が働いて妻が専業主婦の家庭でも、家事に参加する夫が増えているといわれます。そこでは、仕事で不在の時間を考慮した分担になっているケースが多いでしょう。また、手が回っていないときに様子を察知して動き出すというケースもあります。
しかし、一方の負担が大きいままで改善しないなら、話し合って家事の分担割合を変更する必要も考えられます。共働きの場合は、どちらも家事をしない日があってもよいです。
ただし、家事の分担を数量的に考えるとうまくいかないこともあります。家事の内容によって得意な人がやった方が効率がよくなることも考慮しましょう。それぞれが得意な分野を受け持つことで、助け合いが機能します。注意すべきは、一方がすべて得意だとしても、すべてを引き受けないことです。
とはいえ、得意な家事がないという夫婦もいるでしょう。そんなときは、家事が得意な人に代わってもらいます。そのひとつに家事代行サービスがあります。
主婦はこうあらねばならないとか、家事はこうするべきといった思い込みが強い方は、一人で家事を抱え込んで疲弊してしまいがちです。しかし、家事に正解はありません。ここにあげたような工夫をしても回らなくなったら、家事代行サービスを検討しましょう。家事の一部を頼むだけでも楽になります。
もちろん、単にめんどくさいという理由でもOKです。家事代行サービスを依頼する理由は人それぞれで、こんな理由では駄目だということはありません。機会があれば、サービスの様子を見て、プロの技を真似てみるのもよいです。効率のよい家事のヒントを得られるかもしれません。
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