掃除をせずにものをため込んでいくと、どんどん散らかり、汚部屋になってしまいます。本人は散らかしている自覚は少なく、気付いたらものが多くなって、簡単には片付けられなくなり片付ける気持ちも失せてしまうという悪循環に。
ここでは、汚部屋にならないようにするポイントをご紹介。片付けがうまくできない、気が付いたら部屋が散らかっているという人はぜひ参考にしてみてください。全てを一気にやろうとすると大変ですからできることから心がけてみてくださいね。
汚部屋とは字の通り、汚い部屋のことを言います。どのような状態が汚部屋と明確な分け方はありませんが、定期的な掃除ができずに出したものを片付けないでいると汚部屋と言われる部屋になってしまいます。
大掃除をした後はきれいなのに、なぜ汚部屋へと変わってしまうのでしょうか?その理由はさまざまです。ここでは汚部屋の原因をいくつかご紹介します。
使ったものを使い終えたらすぐにしまえば、散らかることがなくきれいな部屋の状態を保てます。しかし、ペンを使い終わったらテーブルの上に置いたまま、メモ帳もそのままにしておくと、次に使う時にどこにあるか分からずにほかのペンを使う。そしてそれもそのまま置いたまま。結果数本のペンが行方不明なんてこともあります。そもそも所定の場所がないという人も。
汚部屋になる原因のひとつにものを捨てられないことも挙げられます。いつか使うかもしれない、もったいないなど捨てない理由を作ってどんどんものをため込んでしまうとそのうちに、「いつか使うもの」だらけになってしまいます。
片付けができないのは、ただ単に面倒だからやらないずぼらな性格だけでなく、アスペルガー症候群やADHDなどの発達障害、統合失調症や痴呆症などの精神障害が原因の場合もあります。その場合、片付けるように言っても効果がないばかりかできないことで自信をなくし逆効果になることもあります。
ここからは汚部屋を片付けるポイントをいくつかご紹介します。
これがなければうまくいきません。汚部屋となってしまった部屋は簡単にはきれいになりません。疲れた状態の時に片付けようと思っても途中であきらめてしまいがち。体力のある時に、片付けようと思った時が汚部屋の掃除に最適なタイミングです。
汚部屋には荷物がたくさん散乱しています。処分するものを入れる大きなゴミ袋、軍手、マスク、ほこりや汚れをふき取る雑巾などの掃除道具をさっと取り、使えるように掃除の前に出しておきましょう。
2階の部屋の掃除をしている時に汚れを見つけて1階に雑巾があるとなると取りに行くのが面倒ですよね。その部分が後回しになり、結局片付けをやめてしまうということにならないように準備万端でおこないましょう。
いつか使うと思って取っておいたものを処分するのはなかなか難しいものです。袋や服、靴などは新しいものを購入したら古いものを処分します。しまい込んでいる服は、着ていない年数をチェック。3年着ていないから処分するなどルールを決めると捨てやすくなります。
ペンやハサミは使ったらしまう場所をしっかり決めておくと次使う時にもスムーズに使うことができます。リモコンやティッシュなど定期的に使うものも定位置を決めておけば無駄に探すことがなくストレスにもなりません。
自分だけでは片付けられないなら、家事代行などの掃除のプロにお願いするのもひとつの方法です。
汚部屋でいいことはありません。ここでは汚部屋のリスクをご紹介します。
汚部屋ではものがなくなりがち。本当はたくさんあるものでも見つからないからと購入してしまいます。本当は購入しなくても大丈夫なものを購入するので無駄にお金を使うことになるのです。
汚部屋ではハウスダストもたまっていきます。ダニなどのハウスダストがたまるとアレルギーを発症するリスクが増えます。花粉などのアレルギーは時季がありますがダニアレルギーは通年で発症するのが特徴です。
食べものをそのままにしたり、着た服を脱ぎっぱなしにしたりすることで、雑菌が繁殖し悪臭を放ちます。原因のものをきれいにしない限り臭いが消えることはありません。
汚部屋の掃除が成功。しかしまた同じ生活をしていたら元の汚部屋にすぐ戻ってしまいます。どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
片付いた部屋にものを買い足してしまうとそれを収納する場所がなくなりその辺に放置してしまいます。なるべくものを増やさないように気をつけましょう。
小さなものでも出したらあった場所に戻す癖を付けましょう。そのうち慣れてきたら自然と元の場所に戻せるようになります。
汚れたらその都度きれいにすることで汚れをためにくくなりまとめて掃除する手間も少なくなります。ティッシュやごみ箱の置く場所も、普段多くいる場所から取りやすい場所に配置するだけで汚れをためにくくなりますよ。
汚部屋を美部屋にしたい場合、日々の心がけがとても重要です。使いたいものを出したたら、あった場所にすぐに戻す。汚れたらすぐにふき取り、ふき取ったティッシュはすぐごみ箱に捨てる。後回しにせず、その場ですぐ対応することで、1回の負担も少なく頑張れそうですよね。慣れてくればそれが普通になるので負担ではなくなりますよ。
毎日の小さな積み重ねが、汚部屋の原因を作らないことにつながります。汚部屋をきれいにしたい人はぜひ、やる気のある時に片付けをして、その後は原因を作らない生活を心がけてみてください。それでも汚部屋になってしまうようであれば健康のためにも家事代行を使う方法もあるので検討してみてください。
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