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クーラー掃除はどうすればいい?きれいにする方法と対策を徹底解説

2018/12/28 エアコン

「クーラーの掃除をしなくてはいけないと感じているけれど、掃除の仕方がわからない」「自分で掃除をするのは難しいのでは」と思って、やる前から諦めている方もいるのではないでしょうか。また、掃除をする時間がない方もいるかもしれません。そこで今回は、自分でもできるクーラー掃除の方法にコツ、掃除業者に依頼した際にかかる参考価格など。クーラー掃除をする際に知っておきたい情報についてご紹介します。クーラー掃除をしたいと思っている人はぜひ、参考にしてください。

クーラーの嫌なニオイの原因

クーラーの嫌なニオイの原因は「カビ」「タバコ」「キッチンの油」「食べ物」「人間の汗やペットによるニオイ」です。

空気を吸い込んで吐き出す仕組みによって動くクーラーは、空気を吸い込む際にホコリや汚れも一緒に吸います。それらの汚れが本体の内側にたまることで、空気を吐き出す際に嫌なニオイになるのです。

その他にもクーラーは水が使われますから、ホコリと結びつくことでカビが発生する場合もあります。

クーラー掃除の手順

自分でできるクーラー掃除の手順を説明します。最大の原因となるカビなどを綺麗にするにはどんなことをすればいいのでしょうか?

まずはコンセントを抜く

クーラーの掃除をする際に、水を使うこともあるので最初にコンセントを抜いてください。クーラーの掃除をするのはわずかな時間だし、面倒なことを理由にそのままにしがちです。しかし、感電などのリスクを避けるためにも必ずコンセントを抜いて掃除をしましょう。

上から掃除をするのが基本

クーラーの掃除はホコリのたまっている上から行うのが基本です。たまった汚れを落としたらしっかりと水拭きしましょう。 なお、日頃からハンディモップでエアコンの上の部分を拭くことを習慣にしておくと汚れがひどくなることもありませんよ。市販品で角度の調節ができるハンディモップもありますから、ぜひ活用してください。

パネル部分~吹き出し口~フィルター部分の掃除

パネル部分や吹き出し口は拭くだけですが、その前にフィルターを綺麗にします。

まず、ホコリが舞い散らないように、フィルターがクーラーに付いた状態で、フィルター表面に付いているホコリや汚れを掃除機で吸い取りましょう。その後にフィルターをゆっくりと外して、フィルターに直接掃除機をかけます。その際に内側からではなく、外側から行ってください。先に内側から行うと目詰まりを起こす場合があります。

次はフィルターの内側から水洗いをしていきましょう。今度は内側から外側の順で洗えば、ホコリや汚れは落としやすくなります。そして、フィルターを日陰で干して完全に乾いたらクーラーへ戻してください。

なお、吹き出し口が汚れていると部屋の中にも汚れた空気が流れます。フィルターが乾くのを待つ間に、薄めた中性洗剤などで拭いておきましょう。

スイッチをオンにして送風運転

フィルターを戻したら、クーラーのスイッチをオンにして送風運転で風通しをします。水分は念入りすぎるくらいに飛ばして、カビの発生を防いでください。

クーラー掃除のコツと注意するポイント

クーラー掃除をする際のコツと注意するポイントをまとめました。掃除をする際に気をつけてみてくださいね。

歯ブラシや割り箸を使うのもコツ

クーラーの吹き出し口を掃除する際に歯ブラシや割り箸を使うとやりやすいです。吹き出し口などの指が入りにくい場所にもしっかりと届きますよ。キッチンペーパーやハンカチなどの布を巻いて使うのが効率的で綺麗になります。

重曹を活用

カビや汚れを落とすだけでなく、ニオイの軽減効果もある重曹は活用したいアイテムです。作り方や使い方について説明しましょう。

重曹スプレーの作り方

重曹スプレーの作り方は水200mlと重曹小さじ2杯を目安にして、溶けるまでしっかりと混ぜるだけです。混ぜる時間の目安は約1分。粉末が溶けているかをしっかり確認してください。

その後、スプレーボトルに移せば完成です。クーラー以外の場所を掃除するときにも使えますし、アロマオイルを数滴加えれば、掃除をした後に良い香りが残りますよ。

重曹スプレーの使い方

重曹スプレーはフィルターや吹き出し口、クーラーの外観を綺麗にする際に使います。

フィルターを水洗いする流れで、重曹水をフィルターに吹き付けて古い歯ブラシなどで軽くこすりましょう。その他にも吹き出し口にはカビが付着していることもあるため、重曹スプレーを含ませたタオルで拭き取ればニオイ軽減になりますよ。また、クーラーの外観には、重曹スプレーを吹き付けた柔らかいスポンジを使えば汚れを落としやすいです。

スプレーが電装部分に付着しないように注意

クーラーの掃除にスプレーを使うことで、電装部分に付着して突然作動しなくなる場合があります。原因はスプレーによる電装部分の腐食なので、スプレーを使う際にはビニールや専用のシートなどでエアコンを養生。電装部分にスプレーがかからないようにしてください。

また、ホコリや汚れが多い場合は、スプレーをかけることでホースの中で汚れが固まったり水漏れや逆流をしたりすることもあるため注意してください。

クーラー掃除の頻度はどのくらい?

クーラー掃除を使用する頻度は取扱説明書に記載されているペースで行うのが一般的です。掃除の面倒なクーラーの掃除ですが、実際のところはどうなのでしょうか?

クーラーの設置場所次第で異なる

クーラーの使用頻度が高いのはもちろん、どこに設置されているか次第で汚れのたまり方も変わります。特にキッチンの近くにクーラーを設置している場合、料理に使う油や食べ物のニオイが付きやすくなります。大がかりな掃除はしなくても、週に1度はフィルターの汚れをチェックしておきたいですね。

そうすることでホコリや汚れがひどくたまることも避けられますし、その都度掃除のタイミングが決められます。また、綺麗な状態を継続するにも良いですよ。

喫煙者のいる場合はよりこまめに

タバコのニオイはクーラーに付きやすいです。家族に喘息やアレルギー持ちの方がいる場合、ホコリやカビが原因の体調不良が心配になるでしょう。

しかし、毎日掃除をするのは現実的ではないですし、面倒に感じることもあるでしょう。そして、頻繁に掃除をしてもホコリやカビが残るリスクはあります。

まずは2週間に1回程度を目安にした掃除を心がけてみてください。

クーラー掃除の専門業者に依頼するのもおすすめ

自分で掃除するよりもクーラー掃除の専門業者にお願いするほうが手間もかかりませんし、レベルも高いためおすすめです。「自分で掃除すれば良いのでは」と決める前に、掃除の専門業者に依頼する選択肢も入れてみてください。感激するくらいに快適になりますよ。

自分で掃除をするのと何が違う?

専門業者は一般家庭にない掃除道具を持っていますし、掃除の経験や知識も豊富なプロです。高圧洗浄などで、自分ではなかなか落とせないような汚れやしつこいカビも綺麗にしてくれます。特にカビは吸い続けることで健康を損なう可能性もありますから、専門業者に隅々まで掃除をしてもらうことで安心感も得られるでしょう。

また、自分でやる場合は時間がかかりますが、専門業者であれば短時間でスムーズに掃除が完了します。

専門業者の参考価格

専門業者によるクーラー掃除の参考価格として、「家事代行 プレシャスライズ」の価格をご紹介します。

自動お掃除機能無し:1台12,000円、2台目以降は1台につき10,000円

自動お掃除機能付き:1台20,000円、2台目以降は1台につき18,000円

室外機クリーニング:1台5,000円(税別)

クーラーを綺麗にして快適な暮らしを手に入れよう

クーラー掃除の方法にコツ、掃除業者に依頼した際にかかる参考価格など、クーラーを掃除する際に知っておきたい情報についてまとめました。「お金がかかるから自分で掃除をする」と考える方がいるかもしれませんが、大変さや苦労するリスクを考慮したら専門業者に依頼するのも得策ですよ。汚れやカビを徹底的に除去するだけでなく、クーラーの効率が良くなるなどのメリットもあります。綺麗なクーラーにして、ぜひ快適な暮らしを長期的に手に入れてみてください。

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